星座図鑑・秋の星座

秋の星座


秋の星座図
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△上の図は、9月上旬21時頃・10月上旬19時頃・11月上旬17時頃 (東京近郊)
秋の夜空には、1等星がひとつしかありません。
それは、みなみのうお座にあるフォーマルハウトで、秋の夜、南の空にただひとつ輝いています。

しかし、秋の夜空は、ギリシャ神話に登場する、古代エチオピア王家に纏わる星座が、いくつも輝いています。
勇者・ペルセウスが、天馬のぺガススを駆ってアンドロメダ王女を怪物くじら・ティアマトから救い出す物語はよく知られていて、この物語に登場する様々な人物などが星座になっています。

秋の星座一覧
●アンドロメダ座
●うお座
●おひつじ座
●カシオペア座
●くじら座
●ケフェウス座
●けんびきょう座
●こうま座
●さんかく座
●ちょうこくしつ座
●つる座
●とかげ座
●ぺガスス座
●ペルセウス座
●ほうおう座
●みずがめ座
●みなみのうお座
●やぎ座
●ろ座

秋の夜、南の空にひとつだけ明るく輝いている星があります。
これは、みなみのうお座のフォーマルハウトで、ただひとつの秋に見える1等星ですが、みなみのうお座は、みずがめ座と一緒のようにも見えます。
天頂近くには、ぺガススの大四辺形が広がっていて、ゆっくりと夜空を駆けて行きます。

北の空では、北斗七星が地平線近くを通っていきますが、特徴のある形をしたカシオペア座が輝いていて、五角形の形をした、ケフェウス座も見ることができます。

東の空では、ぺガスス座が頭上近くになる頃、ぎょしゃ座のカペラやおうし座のアルデバランなども見え始め、冬の星座の幾つかが顔を出すようになりますが、西の夜空には、まだ夏の大三角形さそり座なども顔を顔を覗かせています。

ところで、ここでは秋の星座を紹介していますが、ちょうこくしつ座つる座ほうおう座などは、南天の星座として扱われることもあります。


秋の夜空のガイド

●ぺガススの大四辺形

秋の星座を探すには、「秋の大四辺形」とも呼ばれているぺガススの大四辺形を目印にすると便利です。

ぺガススの大四辺形は、名前のように、ぺガスス座を形づくっている大きな四角形です。
秋の夜、頭上高く見えるぺガスス座は前半身だけで描かれていますが、この四角形は、ペガススの胴体部分にあたります。

四角形を形づくる星のひとつは、アンドロメダ座の頭の部分にもなっているので、この四角形を見つければ、アンドロメダ座も一緒に描き出せると思います。

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