ろ座 |
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※何も表示されていない画面をクリックすると、すべての内容が拡大表示されます △上の図は昇る頃 (11月中旬21時頃・9月下旬0時頃・8月中旬3時頃、東京近郊) |
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名 称 | ろ | ||
学 名 | Fornax | ||
略 符 | For | ||
概略位置 | 赤経・2h30m / 赤緯・-33° | ||
概略面積 | 398平方度 | ||
20時南中 | 12月23日 | ||
南中高度 | 約23° | ||
設定者 | ラカイユ | ||
隣接する星座 | くじら座・ ちょうこくしつ座 ・ほうおう座 ・エリダヌス座 |
ろ座 (Fornax) 探し方・見つけ方 ろ座は、秋の終わり頃、南の空低くに見える星座です。 探し方は、くじら座の下(南)、ジグザグに見える星の並びがろ座で、南半球なら、エリダヌス座か大きく蛇行する部分に入り込むように描かれています。 4等星以下の暗い星から出来ているので、見つけるのは少し難しいと思いますが、上の星座図などを参考にして、探してみてください。 ろ座の西隣にはちょうこくしつ座もありますが、どちらも明るい星がなく、空低くにある星座なので、空が暗くて広けたところなどの方が探しやすいと思います。 また、ろ座は南半球で見ることができる、南天の星座としてとらえられることもあります。 概要 ろ座は、星の並びからはイメージしづらいのですが、フラスコなどを熱する化学実験用の炉が描かれています。 暗くて空低い所にあるので、目立たない星座ですが、ろ座には銀河団があって、たくさんの銀河があることが知られています。 これらの銀河を見るには、残念ながら大型の望遠鏡が必要ですが、渦巻銀河・NGC1365や楕円銀河・NGC1399、レンズ状銀河・NGC1316などの銀河が知られています。 神話・伝説 ろ座は、フランスの天文学者であるニコラ・ルイ・ド・ラカーユが1750年代に設定した新しい星座です。 ラカーユは、ぼうえんきょう座やポンプ座、とけい座などもつくっていて、ろ座も、これら科学道具シリーズのひとつとして知られています。 しかし、ろ座は新しく設定された星座なので、神話や伝説などは伝わっていません。 このページの先頭へ |