星座図鑑・さんかく座

さんかく座


          
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△上の図は昇る頃 (11月中旬21時頃・9月下旬0時頃・8月中旬3時頃、東京近郊)

拡大図
         
 

名 称 さんかく
学 名 Triangulum
略 符 Tri
概略位置 赤経・2h00m / 赤緯・+32°
概略面積 132平方度
20時南中 12月17日
南中高度 約86°
設定者 プトレマイオス
隣接する星座 アンドロメダ座
・うお座・
おひつじ座
・ペルセウス座

さんかく座 (Triangulum)

探し方・見つけ方
さんかく座は、いわゆる三角定規が描かれた星座で、秋の夜、天頂付近からやや東寄りの空に輝いています。

さんかく座の探し方は、アンドロメダ座の下(南)にある小さな三角形の星の並びで、やや細長い二等辺三角形の形をしています。
3等星と4等星から出来ていますが、形が整っているので、すぐに見つけることができると思います。
プトレマイオスの48星座の中のひとつにもなっていて、アンドロメダ座とおひつじ座の間にある、見つけやすい星座です。


概要
さんかく座は小さな星座ですが、形が整っているので、隣にあるアンドロメダ座よりも見つけやすいかもしれません。
このさんかく座とアンドロメダ座の間には、渦巻き星雲・M33(NGC598)があります。
M33は、アンドロメダ座大銀河と並ぶ大きくて明るい星雲で、「さんかく座銀河」とも呼ばれています。

地球からの距離は238万~307万光年程で、その直径はおよそ5万光年と考えられています。
肉眼では見えるか、見えないかといったような感じですが、双眼鏡で眺めると淡く輝いているのが分かり、小型の望遠鏡を使うと、渦巻きの様子を見ることができます。


神話・伝説
さんかく座は、紀元前1200年頃には既につくられていた古い星座ですが、神話や伝説などは伝わっていません。
しかし、星の並びがギリシア文字のΔ(デルタ)に似ているため、古代ギリシアでは「デルトトン(デルトートン)」やトリゴノン(三角形)とも呼ばれていたこともあると言われています。

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