星座図鑑・冬の夜空のガイド

冬の夜空のガイド

    
△上の図は、12月上旬21時頃・10月中旬0時頃・8月下旬3時頃 (東京近郊)
冬の大三角形

冬の夜、夜空を見上げると、オリオン座が美しく輝いています。
オリオン座は、北斗七星カシオペア座などと共によく目に付く星座で、1等星をふたつも持っていることもあって、もっとも人気のある星座だとも言われています。

このオリオン座のベテルギウス、こいぬ座のプロキオン、それと、おおいぬ座のシリウスが形づくっている大きな三角形が、「冬の大三角形」です。

シリウスは全天でもっとも明るい星なので、すぐに目に留まると思いますが、こいぬ座のプロキオンも1等星なので、夜空の明るいところでも簡単に見つけることができると思います。

これら三つの星が形づくる冬の大三角形は、よく目立ちますし、これを目印にして、様々な冬の星座を探し出すことができます。
特に、いっかくじゅう座は冬の大三角形の中にあるので、この中を探せば、その姿もとらえることができると思います。

また、うさぎ座ふたご座かに座などもこの三角形の周りにあるので、上の星座図などを参考にして探し出してみてください。


冬のダイヤモンド (冬の大六角形)

ふたご座のポルックス、ぎょしゃ座のカペラ、おうし座のアルデバラン、オリオン座のリゲル、そして、冬の大三角形を形づくっているシリウスとプロキオンを合わせた六つの星が描く六角形は、「冬のダイヤモンド」、或いは「冬の大六角形」などと呼ばれています。
このダイヤモンドからも冬の星座を探し出すことができるので、夜空のガイドとして見つけておくと便利です。

いずれの星も1等星なので、冬の大三角形と同様、目に留まると思いますが、このダイヤモンドは実に雄大で、星座図で想像するよりも、ずっと広く夜空に広がっています。
この中には天の川も流れていて、双眼鏡や望遠鏡で眺めると、多くの星雲や星団も楽しむことができる領域です。

冬のダイヤモンドと冬の大三角形をガイドにすれば、冬のメイン星座のほとんどを探し出すことができますし、ここからたくさんの星座を見つけることができるので、目印として覚えておくと便利だと思います。

また、冬の夜空に輝く星座は、古くから知られているものも多いので、それぞれに神話や伝説も伝わっています。
いっかくじゅう座のモデルになっているユニコーンや、ギリシャ神話に登場する狩人・オリオン、雄牛の姿に身を変えた大神・ゼウスの物語など、興味を引く物語が語られているので、ぜひ「星座の神話」にも目を通してみてください。


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