レチクル座 (Reticulum) 探し方・見つけ方 レチクル座は、石垣島や宮古島などでは全体の姿をとらえることができますが、ふつうは南半球の星座としてとらえられています。 また、「レチクル」とは聞き馴れないかもしれませんが、望遠鏡で星をとらえる時に使うファインダーなどの中にある、十字に切られた線のことを言います。 さて、レチクル座の探し方ですが、エリダヌス座の1等星・アケルナルと、全天で2番目に明るい、りゅうこつ座のカノープスとの間辺りを探して見ます。 ちょうど真ん中あたりに、ひし形を形づくっている星の並びがありますが、ここが、レチクル座で、3等星以下の星からできています。 少し暗い星座ですが、こじんまりとまとまっているので、案外見つけやすい星座だと思います。 概要 レチクル座は、1756年、フランスの天文学者、ニコラ・ルイ・ド・ラカイユによって設定された、新しい星座です。 星座で描かれているレチクルは、十字に加え、ひし形にも線が引かれています。 レチクル座には、いくつかの銀河がありますが、すぐ近くには大マゼラン雲もあるので、探す時には、これを目印にしてもいいかもしれません。 神話・伝説 レチクル座は新しく設定された星座なので、神話や伝説などは伝わっていません。 また、ラカイユは、レクチル座のほか、ぼうえんきょう座やはちぶんぎ座など、科学道具をモチーフにした星座をいくつか設定しています。 このページの先頭へ |
・かじき座・
みずへび座