ふうちょう座 (Apus) 探し方・見つけ方 ふうちょう座は、ニューギニアなどの熱帯地方に生息している美しい鳥・極楽鳥が描かれている星座で、バイエルによって新しく設定された星座です。 ふうちょう座の探し方ですが、ふうちょう座は、みなみのさんかく座とはちぶんぎ座の間にあります。 ふうちょう座自体は、4等星以下の星から出来ている暗い星座で、探すのは難しいと思うので、このふたつの星座の間あたりを探すようにしてみてください。 また、はちぶんぎ座は「天の南極」がある星座なのですが、ほとんど目立たないので、みなみのさんかく座を目印にするのもいいかもしれません。 みなみのさんかく座は、ひとつの2等星とふたつの3等星から出来ていて、案外目立つと思います。 はえ座の南、少し東によったところに、ふうちょう座があるので、上の星座図などを参考にして、探してみてください。 概要 ふうちょう座は南半球の星座で、日本からでは、全く見ることができない星座です。 ペーテル・ケイザーとフレデリック・デ・ハウトマンが残した観測記録が最初だと言われていて、ドイツの天文学者であるヨハン・バイエルが、1603年に発行した星図・ウラノメトリアで広く定着するようになりました。 特に目立つ星などはありませんが、θ星は脈動変光星であることが観測されています。 神話・伝説 ふうちょう座は新しく設定された星座なので、神話や伝説は伝わっていません。 しかし、ふうちょう(風鳥)は、当時のヨーロッパでは珍しく、盛んに輸入されていたようです。 ところが、現地では、(何故か)足を切ってヨーロッパに送っていたため、ヨーロッパでは、足のない鳥だと信じられていたと言われています。 そのため、この鳥は木に止まることはなく、いつも風まかせに飛んでいるいるのだろうと思い、「ふうちょう(風鳥)」と名付けられたとも言われています。 このページの先頭へ |
コンパス座
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