はえ座 |
名 称 | はえ | ||
学 名 | Musca | ||
略 符 | Mus | ||
概略位置 | 赤経・12h30m / 赤緯・-70° | ||
概略面積 | 138平方度 | ||
20時南中 | 5月26日 | ||
南中高度 | 約-14° | ||
設定者 | バイエル | ||
隣接する星座 | ふうちょう座・ りゅうこつ座・ ケンタウルス座 ・カメレオン座・ コンパス座 ・みなみじゅうじ座 |
はえ座 (Musca) 探し方・見つけ方 はえ座は、ヨハン・バイエルが設定した新しい星座ですが、はえ座の探し方は、南天で美しく輝く、みなみじゅうじ座をポイントにするのがいいと思います。 みなみじゅうじ座の下(南)へ目に向けると、歪んだ台形のように見える四角形があります。 ふたつの3等星と、ふたつの4等星で出来ていますが、小さくまとまっているので、意外と分かりやすいと思います。 ここが、はえ座で、所謂「ハエ」の姿が描かれています。 しかし、はえ座は南半球の星座で、残念ながら、日本からは全く見ることができません。 概要 はえ座は、バイエルが1603年に発行した星図・ウラノメトリアによって広く定着しましたが、バイエルが、ここに星座を設定したときは「はち(蜂)座」となっていたようです。 しかし、最初の観測者であるペーテル・ケイザーとフレデリック・デ・ハウトマンは、この星座を「はえ座」と考えていたようで、バイエルの発表の後、「はち座、或いは、はえ座」などと呼ばれるようになり、18世紀に入ってから、ラカイユが「はえ座」としたのが定着したと言われています。 成る程、はえ座の隣にはカメレオン座があって、餌となるハエを狙っているようにも見えます。 神話・伝説 はえ座は新しく設定された星座なので、神話や伝説などは伝わっていません。 |