星座図鑑・くじゃく座

くじゃく座


          
※何も表示されていない画面をクリックすると、すべての内容が拡大表示されます
△上の図は昇る頃 (5月下旬21時頃・4月中旬0時頃・2月上旬3時頃、シドニー近郊)

拡大図
     

名 称 くじゃく
学 名 Pavo
略 符 Pav
概略位置 赤経・19h10m / 赤緯・-65°
概略面積 378平方度
20時南中 9月5日
南中高度 約-11°
設定者 バイエル
隣接する星座 はちぶんぎ座
・ふうちょう座
・さいだん座・
ぼうえんきょう座・
インディアン座

くじゃく座 (Pavo)

探し方・見つけ方
くじゃく座は、ふつう南半球の星座としてとらえられていますが、九州の熊本辺りから南なら、その一部を見ることができる星座です。
美しい羽根をもつ孔雀の姿が描かれていて、案外大きな星座です。

くじゃく座の探し方ですが、みなみのさんかく座の下辺りを探してみると、明るい星があります。
この星は、くじゃく座のα星・ピーコックで、ここが孔雀の頭になっていて、ここから、「く」の字を裏返したような星の並びが、くじゃく座です。
α星のピーコック以外は明るい星がありませんが、上の星座図などを参考にして星をたどっていけば、思ったよりも簡単に、その姿をとらえることができると思います。


概要
くじゃく座は、ペーテル・ケイザーとフレデリック・デ・ハウトマンの観測記録が最初だと言われていますが、1603年、ドイツの天文学者であるヨハン・バイエルが星図・ウラノメトリアに掲載した後、広く知られるようになった星座です。

2等星のピーコック以外は目立つ星がありませんが、くじゃく座には、球状星団・NGC 6752があります。
この星団は肉眼で見ることができ、全天で3番目に明るい球状星団と言われています。
双眼鏡を使えばぼんやりとした星の集まりが分かりますが、小型の望遠鏡なら、星の集まりを見ることができます。


神話・伝説
くじゃく座は新しく設定された星座なので、神話や伝説などは伝わっていません。

このページの先頭へ


このページの先頭へ