星座図鑑・月面の様子

月の表面の様子

など     
*画像を選択すると、クレーターや山脈、海などの名前と一緒に表示されます。

月面の様子

月はもっとも身近な天体ですが、月は自転と公転の周期がほとんど同じなので、地球から見ると、いつも同じ側が見えています。

このページでは、地球から見える主な月の海や山脈、クレーターなどを紹介していますが、海には、「静かの海」や「雨の海」、「嵐の大洋」などのほか、「夢の湖」や「熱の入江」などといった個性的な名前も付けられています。

月には水がないので、地球にあるような海があるわけではありませんが、白っぽく輝いて見えるところを「海」、黒っぽく見えるところを「陸」と呼び、それぞれに名前が付けられています。
また、海は比較的平坦なところで、月の地中から流れ出した溶岩によって地表が覆われ、これによって比較的平坦な地形になったと考えられています。

昔から、月の海と陸によって作り出される模様を見て、「ウサギの餅つき」などと言われていますが、ウサギの胴体は「雨の海」、顔は「静かの海」で、耳は「豊かの海」と「神酒の海」、そして首のところは「晴れの海」になっています。

月の海に対して、陸には多くの山脈もあります。
そのなかでも「アペニン山脈」はよく目立ちますが、高さはおよそ5000m、長さはおよそ600km程もある大きな山脈です。
ウサギ模様では、ちょうど首の下辺りに位置していて、近くには「アルキメデス」や「エラトステネス」といった大きなクレーターも見ることができます。

ところで、月の表面を望遠鏡で見ると、クレーターでできた表面の凹凸がよく分かります。
月の満ち欠け(月齢)によっては影が長く伸びて、クレーターの様子を一層はっきりと見ることができます。

クレーターの中では、「ティコ」と「コペルニクス」などが特に目を引きます。
ティコは、光条と呼ばれる放射線状の模様が、満月のときにもっとも明るく伸びて見え、クレーターの直径はおよそ84km程もあると言われています。

コペルニクスはティコよりも更に大きく、直径は93km程もあるとされています。
近くには、やはり大型のクレーターであるケプラーもあり、どちらも嵐の大洋の中にあります。

月の表面は、天体望遠鏡でなくても、ちょっとした双眼鏡でもはっきりと見ることができるので、月の満ち欠けによって変化する月面の様子を、ぜひ覗いてみて下さい。


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