テーブルさん座 (Mensa) 探し方・見つけ方 テーブルさん座は南半球の星座で、天の南極近くにあるので、残念ながら、日本からでは全く見ることができない星座です。 また、テーブルさん座は、最も明るい星でもα星の5等級という、88星座の中でももっとも暗い星座です。 「テーブルさん」の「さん」は「山」で、全体は、山の上がテーブルのように平らな形で描かれています。 さて、テーブルさん座の探し方ですが、テーブルさん座は、天の南極と、大マゼラン雲との間にあります。 大マゼラン雲を目印にすれば、そこから少し南へ目を移すと、「く」の字ような星の並びがあります。 ここが、テーブルさん座です。 しかし、5等星以下ばかりで、全体に暗い星座なので、上の星座図などを参考にして、その形をとらえるようにしてみて下さい。 概要 テーブルさん座は、1756年、フランスの天文学者、ニコラ・ルイ・ド・ラカイユによって新しく設定された星座です。 大マゼラン雲の一部がかかっているのですが、暗い星座なので、あまり注目されてはいないようです。 ラカイユは、南アフリカ共和国のケープタウンで星の観測を続けましたが、テーブル山はケープタウンの南にある山です。 彼は、この山にしばしば白い雲がかかるのを見て、大マゼラン雲を山にかかる雲に見立て、この山の名前を星座に付けたと言われています。 神話・伝説 テーブルさん座は、新しく設定された星座なので、神話や伝説などは伝わっていません。 しかし、テーブル山は、南アフリカ・ケープタウンにある実在の山の名前で、星座の名前の中では珍しいものです。 このページの先頭へ |
・カメレオン座・
みずへび座
・とびうお座・
はちぶんぎ座