星座図鑑・やぎ座

やぎ座

     
△上の図は昇る頃 (9月中旬21時頃・7月下旬0時頃・6月中旬3時頃、東京近郊)

拡大図
 




名 称 やぎ
学 名 Capricornus
略 符 Cap
概略位置 赤経・20h50m / 赤緯・-20°
概略面積 414平方度
20時南中 9月30日
南中高度 約37°
設定者 プトレマイオス
隣接する星座 みずがめ座
・わし座
・いて座・
けんびきょう座
・みなみのうお座

やぎ座 (Capricornus)

探し方・見つけ方

やぎ座は、大きな逆三角形のような形で描かれている星座で、いて座の東隣に位置しています。
頭や体の前半部は山羊(やぎ)で、尾の部分は魚になっているという姿で描かれていますが、逆三角形に見える右の頂点にあたるところが頭で、左の方は尾になっています。

やぎ座の探し方ですが、南の空に向いて、天の川が見えていたら、その東隣(左側)には明るい星が輝いていない領域があります。
この辺りが、やぎ座で、特徴的な星の並びをしているのが分かると思います。

やぎ座は3等星以下ばかりの星からできているので、空の明るいところではあまり目立ちませんが、空の暗いところなら、見つけやすい星座です。
周りにはあまり明るい星がないので、上の星座図などを参考にして探してみると、意外と目に付く星座です。


概要
やぎ座は、黄道12星座のひとつにもなっている古い星座で、古代バビロニア時代には、冬至点はやぎ座にありました。
現在の冬至点は、地球の歳差運動の為、隣のいて座に位置していますが、冬至点は、現在でも「Tropic of Capricorn」と呼ばれ、やぎ座の名前が付いています。

また、やぎ座の尾にあたるδ星(デネブ・アルゲディ)は、やぎ座でもっとも明るい恒星で、この星の近くはドイツの天文学者・ガレによって海王星が発見されたところとして知られています。
この他、頭に位置しているα星のアルゲディは、肉眼でも分かる二重星としてよく知られています。


神話・伝説
やぎ座は、古代バビロニア時代には既に知られていた古い星座なので、ギリシア神話などにも、その物語が伝えられています。
ギリシャ神話では、やぎ座は、牧神・パーンの変身損ねた姿だと伝えられています。

ある日、天界の神々がナイル川の畔で宴会をしていたとき、怪獣ティフォンが突然現われ、これに驚いた神々は様々な姿に変身して逃げ出しました。
しかし、魚に変身して逃げようとしたパーンは、あまりにあわてた為、上半身はヤギの姿のままだったと言われて、この姿が、やぎ座に描かれているのだとされています。

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