星座図鑑・こぎつね座

こぎつね座

     
△上の図は昇る頃 (7月中旬21時頃・5月下旬0時頃・4月中旬3時頃、東京近郊)

拡大図
   




名 称 こぎつね
学 名 Vulpecula
略 符 Vul
概略位置 赤経・20h10m / 赤緯・+25°
概略面積 268平方度
20時南中 9月20日
南中高度 約79°
設定者 ヘベリウス
隣接する星座 はくちょう座
・こと座・
ヘルクレス座・
や座
・いるか座
・ペガスス座

こぎつね座 (Vulpecula)

探し方・見つけ方

夏の夜空に輝く「夏の大三角形」は、さまざまな星座を探す時の道しるべになりますが、こぎつね座は、この夏の大三角形の中に位置しています。
ですから、こぎつね座の探し方は、夏の大三角形を探すことからはじめますが、夏の大三角形は、こと座のベガ、はくちょう座のデネブ、わし座のアルタイルから形づけられています。

この夏の大三角形の中に、こぎつね座は位置していますが、こぎつね座は明るい星もなく、星の並び方も特徴のあるものではないので、とても見つけづらい星座です。
しかし、夏の大三角形の中には、こぎつね座のほかにも、や座が位置しているので、こちらもポイントにして探してみるようにすればいいと思います。

こぎつね座は、はくちょう座の南、や座の北隣に位置していますが、どちらの星座も、わし座とはくちょう座の間にあるので、大体の見当がついたら、上の星座図などを参考にして、全体像を描いていみてください。


概要
こぎつね座は、もっとも明るい星でもα星の4.44等なので、目立つ星座ではありませんし、形もたどりづらい星座です。
しかし、こぎつね座と、や座の境界付近には、亜鈴状星雲と呼ばれている惑星状星雲・M27があることが知られています。

この星雲は、名前のように鉄アレイの形に似ていて、天文ファンの間でも人気の星雲です。
地球からの距離は820光年程と言われていますが、明るく輝いているので、小型の望遠鏡でも意外によく見ることができ、双眼鏡でも楽しむことができます。


神話・伝説
こぎつね座は、1687(1690?)年、ポーランドの天文学者ヨハネス・ヘヴェリウスによって新しく設定された星座なので、神話や伝説などは伝わっていません。

ところで、こぎつね座は「ガチョウを咥えたキツネ」の姿で描かれていますが、一時期の間、このガチョウは独立した星座として扱われていた言われています。


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