星座図鑑・さいだん座

さいだん座

     
△上の図は昇る頃 (4月下旬21時頃・3月中旬0時頃・1月上旬3時頃、シドニー近郊)

拡大図
   




名 称 さいだん
学 名 Ara
略 符 Ara
概略位置 赤経・17h10m / 赤緯・-55°
概略面積 237平方度
20時南中 8月5日
南中高度 約-1°
設定者 プトレマイオス
隣接する星座 みなみのかんむり座
・さそり座・
じょうぎ座・
みなみのさんかく座・
ふうちょう座・
くじゃく座
・ぼうえんきょう座

さいだん座 (Ara)

探し方・見つけ方

さいだん座は、奄美大島や沖縄辺りでは全体の姿を見ることができる星座ですが、ふつうは南半球の星座としてとらえられている星座です。

さいだん座の探し方ですが、さいだん座は、みなみのさんかく座さそり座との間に位置しているので、この辺りを探してみます。
みなみのさんかく座は、ひとつの2等星とふたつの3等星からできていますが、案外大きな三角形を形づくっているので、目に留まると思います。
また、さそり座には赤く輝くアンタレスがあるので、ここから全体の姿をとらえることができると思いますが、さいだん座は、サソリの尾の部分と、みなみのさんかく座の間にあります。

しかし、さいだん座は、星座を形づくる星と星との間が少し離れています。
また、さいだん座は天の川の中に位置していることもあって、全体の形をたどるのは、少し難しいかもしれません。

もし、地平線近くにでも、いて座の南斗六星が見えているなら、この南斗六星と、ケンタウルス座の1等星、リギル・ケンタウルスとの間辺りに、さいだん座があるので、これも目印にしてみて下さい。
全体の形は、曲がった長方形のような形をしているので、上の星座図などを参考にして、形をたどってみてください。


概要
さいだん座は、プトレマイオスの48星座にも入っている古い星座で、神々に生贄を捧げる祭壇の形が描かれています。
古代ギリシャ時代には既に知られていた星座で、当時は、暴風雨を予知する航海の星座とされていたと言われています。

特に目立つ星座ではありませんが、さいだん座にはNGC6397と呼ばれる球状星団があります。
およそ8200光年程のところにある星団で、小型の望遠鏡を使えば、星の集まりのようすを伺うことができます。
また、さいだん座のγ星は二重星であることが知られています。


神話・伝説
さいだん座は、古代ギリシャ時代には既に知られていた星座ですが、詳しい神話や伝説などは伝わっていません。
しかし、一説では、大神・ゼウスとその兄弟たちが、クロノスとタイタン族を打ち負かすことを誓った祭壇だと言われているほか、ケンタウルスのフォーロス(ファロス・ケンタウルス座になっています)がしとめたオオカミ(おおかみ座になっています)を神に捧げた祭壇とも言われています。


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