星座図鑑・ポンプ座

ポンプ座


     
※何も表示されていない画面をクリックすると、すべての内容が拡大表示されます
△上の図は昇る頃 (3月中旬21時頃・1月下旬0時頃・12月上旬3時頃、東京近郊)

拡大図
      

名 称 ポンプ
学 名 Antlia
略 符 Ant
概略位置 赤経・00h00m / 赤緯・-35°
概略面積 239平方度
20時南中 4月17日
南中高度 約23°
設定者 ラカイユ
隣接する星座 うみへび座
・らしんばん座
・ほ座
・ケンタウルス座

ポンプ座 (Antlia)

探し方・見つけ方
ポンプ座は1763年、ラカイユ(ラカーユ)によって設定された新しい星座です。
ラカイユは星座が描かれていなかったところに14の星座を新しく設定しましたが、ポンプ座は、しし座のレグルスのかなり南にあって、南の空の中でもとても低いところに位置しています。

ラカイユが設定した星座は暗いものばかりですが、ポンプ座も明るい星がなく、見つけにくい星座のひとつです。
ポンプ座の見つけ方は、レグルスから南に下りていって、うみへび座の腹にあたる部分を探してみます。

ポンプ座でもっとも明るい恒星・αでも4等星なので、空が明るいところでは、探し出すのに骨が折れるかもしれません。
しかし、うみへび座の腹あたりにはコップ座も位置していて、ポンプ座は、うみへび座をはさんで、コップ座の反対側にあるので、上の星座図などを参考にして見つけ出すようにしてみてください。


概要
ポンプ座が描くポンプは、水を汲み上げるような実用的なポンプではなく、科学実験に使われた真空ポンプです。
このポンプは、フランスのデニス・パパンが1670年代前半に使ったポンプと言われていますが、星の並びからその形を思い浮かべるのは、少し難しいかもしれません。


神話・伝説
18世紀に設定された新しい星座なので、神話や伝説は伝わっていません。

このページの先頭へ


このページの先頭へ