星座図鑑・ちょうこくしつ座

ちょうこくしつ座

     
△上の図は昇る頃 (11月中旬21時頃・9月下旬0時頃・8月中旬3時頃、東京近郊)

拡大図
 




名 称 ちょうこくしつ
学 名 Sculptor
略 符 Scl
概略位置 赤経・0h30m / 赤緯・-35°
概略面積 475平方度
20時南中 11月25日
南中高度 約23°
設定者 ラカイユ
隣接する星座 くじら座
・みずがめ座・
みなみのうお座
・つる座
・ほうおう座・
ろ座

ちょうこくしつ座 (Sculptor)

探し方・見つけ方

ちょうこくしつ座は秋の終わり頃、日本各地で見える星座です。
しかし、ちょうこくしつ座は南の空低くに位置している星座なので、空が暗くて開けたところや、南の地域の方が観測しやすいと思います。

ちょうこくしつ座の探し方は、くじら座の尻尾の下、ほうおう座との間を探すことで、みなみのうお座の東に位置しています。
ちょうこくしつ座はこれらの星座に囲まれるようにありますが、4等星以下の星からできている暗い星座なので、形をたどるのは少し難しいかもしれません。

みなみのうお座の1等星・フォーマルハウトのすぐ東、尖った四角形のような形をしているのが、ちょうこくしつ座なので、上の星座図などを参考にして、形をとらえて見てください。
また、ちょうこくしつ座は秋の星座ですが、南天・南の空の星座として扱われることもあります。


概要
ちょうこくしつ座は、比較的大きな星座なのですが、明るい星がないので見つけにくい星座です。

しかし、ちょうこくしつ座には幾つかの銀河があることで、よく知られている星座のひとつです。
くじら座との間には、渦巻き星雲・NGC253や球状星団・NGC288があって、双眼鏡でもぼんやりと輝いているのが分かります。

NGC253は、地球からの距離が880万光年ほどで、「ちょうこくしつ銀河」とも呼ばれている、大型の渦巻銀河です。
細長い形をしている球状星団で、この銀河では次々と星が誕生していると言われていて、「スターバースト銀河」と呼ばれる銀河の中でもよく知られています。
また、NGC55なども、明るい銀河として知られています。


神話・伝説
ちょうこくしつ座は、1750年代に、フランスの天文学者・ニコラ・ルイ・ド・ラカイユによって設定された新しい星座なので、神話などは伝わっていませんが、設定された当初の星座名は、「彫刻家のアトリエ」だったと言われています。

星座絵では、三脚の台の上に人物の胸像があって、その側に木槌やノミなどの彫刻用の道具が置かれています。
しかし、星の並びからその様子をイメージするのは難しく、星座の形とはあまり関係がないようです。

また、ラカイユは、ちょうこくしつ座のほかにも、ろ座けんびきょう座などもつくっています。


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